素人がデザイン力を身につけるとしたら・・・
最近、とても気になっていることがあります。『デザイン』です。
「デザイン思考が必要だ」「AI×デザインの時代」などと、いろんなところでデザインの必要性が叫ばれています。
しかし、そもそも美術センスを持ち合わせていない自分としては、デザインという言葉を聞くだけで、「ムリムリムリ!」ってなります。
でも、これからのビジネスマンには、デザインが不可欠なスキルとなると感じています。
それはなぜか。
情報が氾濫する時代に、何かを提供する側としては、提供される側がそれに興味を持ち、容易に理解することで、選択をしてもらう必要があります。
そこに『デザイン』が重要な要素となるからです。
つまり「デザイン=〇〇やすさ」みたいなことでしょうか。これがどのような場面でも大切になります。
特に仕事柄、プレゼンテーションにおけるデザインは極めて重要と考えます。
とはいえ、『デザイン』という言葉の意味は、年を追うごとに広がっています。手段というよりは、素養あるいは創造性のような使われ方になっています。
とても気高いニュアンスがあります。
ここでは自分自身に『デザイン』のセンスがあるかないかは気にせず、まずは日常の気づきを中心に、『デザイン』の手段を学んで行こうと思います。
ガー・レイノルズの『プレゼンテーションzen』では、
「初心を持ってクリエイティブな課題に取り組めば、固定観念や習慣、常識的にそうだと言われていることに煩わされずに、物事をはっきりと、ありのままに見ることができる」
とあります。「この歳で今更・・・」ではなく、「初心」で臨み、『デザイン』を身に付けたいと考えます。